佐田岬半島の自然NO.24「ニホンカワウソ」(日本獺/イタチ科)

<<かわうそ復活大作戦>>画像
■ハマカンゾウにヤブカンゾウ、
コオニユリやオオキツネノカミソリの朱赤に彩られ、
我らが佐田岬半島にも、再びのまっさらな夏・・・・・・・・・・。

ゴミを一切出さないアサギマダラやウスバキトンボが、
現代科学の粋?を集めた伊方原子量発電所を眼下に、
軽やかに翅をなびかせ、さらに北国へと旅してゆく。

笑葉樹林の小さなアイドル;ヒメハルゼミたちは、
環境に優しい?巨大ゼネコン発電風車群の
凄まじい風切り音や低周波音に負けじと、
「ウィ~ン、ウィ~ン、ウィ~ン、ウィ~ン♪」と
体内エネルギーのみで大合唱している。
(私は素晴らしい歌声を讃え、彼らのことを、
「佐田岬ウィ~ン少年合唱団」と愛称している)

■悠久の生命と人間の欲望が、
せめぎ合い混ざり合う佐田岬半島の、
とある鎮守の森に祀られた地蔵に、
ひっそりと息づく一頭のカワウソ。
かつての半島が、隣接する肱川水系と共に、
彼らの極上の最後のパラダイスだったことを、静かに訴えている。。

■日本の特別天然記念物にして「愛媛県獣」の誉れ?に浴し、
かの砥部(とべ)動物園のシンボルマークに収まっているが、
限りなく絶滅が近いとされてる。
昨今は時折、彼らのタール便が高知県西南部で発見されるのみ。

■そこで、生態系の頂点に君臨する彼らが、
もう一度躍動する日を夢見て、
有志と特定非営利法人「NPOかわうそ復活プロジェクト」に集いながら、
失われた生息環境の修繕に挑戦中である。

■生産者たる植物あっての、消費者;動物である。
先ずはクマノギク、オキナグサ、シコクカッコソウ等の植物の再生、
次にウチワヤンマ、オオムラサキ、クツワムシ等の昆虫、
オオコノハズク、オオヨシキリ、ツリスガラなどの野鳥、
アカウミガメ、ホンドイノシシ、ホンドリス等の大型動物の復活を目指している。

そして数十年後のゴールは、
<本物>カワウソ君との涙の再会を、
次世代の心ある若者たちに託したい!!
■一年間の御笑覧に、ひれ伏し感謝御礼!

    {2008年7月16日(水)・愛媛新聞朝刊9面掲載}





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