佐田岬半島の自然⑥ヒヨドリ(白頭鳥/ヒヨドリ科)

画像 <<地球緑化の功労者>>
■現代科学の限界も秘めた伊方原子力発電所から、延々と都心に向け伸びた送電線と、゛環境に優しい゜はずの大型発電風車群(もうすぐ60基稼動)を、必死に回避しながら<南帰行>したハチクマやサシバやノスリたち。■そんな勇壮な猛禽類に続くのは、「柑橘王国=愛媛の天敵」と卑称され、大規模に駆除されているヒヨドリ連だ。好物の花蜜や果実を提供するヤブツバキやヤマザクラが伐採され、杉・檜・蜜柑等の経済木で埋め尽くされた山野。全てを奪われた彼らに、一体なにを食べろと言うのだろう?■渡りの旬は今。ぜひ一度、白亜の佐田岬灯台に立ち、素直な目と心で豊予海峡を眺めて下さい。世界最速のハヤブサやオオタカの、上空からの執拗な攻撃をかわすため、幾百幾千の群れをなして危険度を希釈しつつ海面スレスレまで下降・・・そのまま黒い大蛇の如く、九州へと波間を滑るはず。■一切の化石燃料を使用せず、体内エネルギーのみで生き抜く彼らは、植物の受粉を助け、糞による種子散布で、地球緑化の偉大な貢献者でもある。半島の開発がなされる遥か昔から、脈々と旅を続ける<先住生命>の真の姿を、とくとご覧あれ!  

==毎月第1&3水曜日の愛媛新聞8面に寄稿中:2007・10・17版==






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